花ちゃんの好奇心生活

gleeと出会い、gleeを卒業しても、いままで出会った音楽と友情はこれからも私を支えてくれると思います。
ダレンはglee以後も大活躍! 追っているわたしらも大忙しです(笑)!いや、最近はOLにはまっているんですけど(汗)。スミマセン。

2008年09月

今日の業務試写「青い鳥」

いじめをテーマにした映画ではある。

でも、声高に「いじめとは何ぞや」「いじめ撲滅」と
叫ぶのではない映画だった。

主演は、阿部寛。
去年・今年と主演作、出演作が目白押しの阿部ちゃんの
映画の中では特異なジャンル、特異な演技に入る作品かも。

冒頭。阿部演じる中学の臨時教師が新しい中学校へと
通う道のりがゆっくりと映し出される。
ちょっと前かがみの姿勢、少々ぼさっとした髪。
袖の短いステンカラーコート。
でもきちんとプレスされたスーツのスラックス。
その姿で真面目だけれど、どこか朴訥とした人柄が映し出される。

この冒頭のシーンで、なんだかとても真面目に作られた映画だな?と感じてしまった。

物語もテンポ良く、分かりやすく、メリハリきかせて進む、というワケではない。
でも、じっくりゆっくり心にストレートにしみてくる。
そんな映画だった。

しかし、こんな映画は宣伝しづらいだろうな?。
「いじめ」がテーマなので、学校とかPTAとかに
ぜひ見てほしい、というような映画ではあるけれど、
それだけじゃないような気がする。

会社でもいじめなどがあるという時代。
サラリーマンとかOLとかもにも染みる映画じゃないかな…。

「本気で話をしている人には、本気で答えないといけない」

そういう阿部ちゃん、もと村内先生の言葉が心に染み入る映画です。

通勤途中の猫ちゃんたち

自宅から事務所まで歩いて10分。
その間に毎朝会う猫ちゃん家族がいます。

春に生まれた子猫3匹と、その母親。
去年もママ猫は3匹の猫を生んだのですが、
そのうちの一番ちびチャンだった猫は、2ヶ月ほどで
死んでしまいました。

今年は無事にみな育てよ、と思っていたら、
最近はもう行動範囲が広くなったのか、
毎朝会うのは1匹程度。
あとの2匹は朝からどこかへお出かけ中です。
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都会の路地裏で育つ猫たち。
けっこう、生活力があるんでしょうね?。

ジョージとレニー

今日の業務試写は「かけひきは、恋のはじまり」。

ジョージ・クルーニーとレニー・ゼルウィガー共演の新作です。

恋愛映画とスポーツ映画の中間的な作品で、
大人の会話と、レトロな雰囲気が楽しめるキュッチュな感じでした。

王監督の勇退ニュースでかなりへこんでいた私には、
ちょっと楽しくて、ほろりとして、気分転換にはなりました?。

アメリカンフットボールをこよなく愛する男・ドッジ。
彼がプロリーグを盛り上げようと大学生花形選手を
スカウトしてくるところから物語は展開していきます。

レニーが演じているのは、その花形選手を追う新聞記者。
花形選手にはお金もうけ主義のエージェントが付いていて、
選手とエージェントとのかけひきが面白い。
いまのプロスポーツ界(特にアメリカ)を見るようでしたよ。

ああ、しかし、今日は王監督最後のヤフードームの采配ですね。
行きたかった????悲しい

この悲しさはやっぱ映画をビシバシ見て、忘れてしまいたいです??。
明日、あさっても試写の嵐。
あ、明日は会見もあった。タイヘンだ???。

その土曜日、7時58分

昨日の夕方の業務試写は、「その土曜日、7時58分」。

人間ドラマを描くのに定評のあるシドニー・ルメット監督作品です。
リバーの「旅立ちの時」、よかったな???。
17歳だったんですね、あのとき。
監督はあのとき、64歳。
この新作では84歳になっています。なんだか凄い!!

物語は、人生のさまざまなトラブルを抱え、しかもお金に困窮した
兄弟が、自分の両親が営む宝石店に強盗に入る計画をたてたところから始まります。

兄は、アカデミー賞男優のフィリップ・シーモア・ホフマン。
弟は、今や監督や脚本家としても活躍するイーサン・ホーク。

計画では誰も怪我をしない、誰も困らないはずだったのに…。

悪いことをしたら、あとは転がるように転落していく、というのを
フラッシュバックと面白いカット割りで描く人間ドラマです。

配給会社の方に、「頭から見逃さないでほしいので遅刻しないでください」
というメッセージが入っていたので、みんなはやめに集まっていたのですが、
冒頭のシーンがビックリシーンで、驚きました。
「そこからはじめるかい」(笑い)という感じでした。
え?何からって??
それは見てのお楽しみ。(お楽しみ?????)

サインポールの行方

昨日で無事、アジアフォーカス2008福岡国際映画祭が終了しました。

スタッフのみなさん、ボランティアのみなさん、ありがとうございました。

今年はまじめ(笑い)に通ったので、だいぶんアジアフォーカスの楽しみ方が分かってきました。
来年は、この経験を生かして、もっと「楽しむ」情報を流していきたいと思います。

忘れないためにいくつかピックアップしておきましょう!

1)ゲストを満喫するびっくり

せっかく来福するゲストです。もっともっとゲストとの交流を満喫しましょう。
といっても、ゲストのリストがけっこうぎりぎりにしか出てこないので、
ホームページやメルマガ登録をして、
いつどの作品にゲストが来るのかをチェック!
できれば、「QA」に参加しましょう!映画上映前にゲストが一言挨拶をして、上映後に、ゲストとの
QアンドA(質疑応答)が開催されるのです。

この質疑応答には一般の人が参加できる、公開記者会見のようなもの。

一人ひとりが映画祭に参加できるまたとないチャンスです!

私は「サイアム・スクエア」「パボ」「見知らぬ国で」「ネコナデ」の4本の
QAに参加して、質問しちゃいました!

2)サインポールをチェックびっくり

上映開場のロビーには大きな円柱が立っています。

この円柱には来場したゲストがサインをするようになっていて、
ゲストが目の前でサインを入れる様子を見ることができます。

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QAが終わったら、ロビーにダッシュ!
ポールの前に陣取っておくと、お気に入りの俳優さん、監督さんが
サインをする様子を写真に取ることができます。

写真は、「パボ」のキム・ジョングォン監督がサインをしている様子。

監督の周りには下の写真のようにファンがいっぱいまる
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まるでワイドショーの囲み取材の現場にいるみたいでしょ笑い
こんな身近に監督たちと触れ合うことができるのは、
人口の少ない(?)福岡ならではの特典かも??。
(東京や香港じゃこうはいかないのでは???)

それにしても、このサインポール。
映画祭が終わったら、どこに行くのかしらん。
しばらく市役所ロビーに飾っておいてほしいものです。
映画写真パネルなんかと一緒に、ロビーで報告展示会してほしいですよね。

ボイスオーバー上映会

今日は、いよいよアジア・フォーカス福岡国際映画祭の最終日。

今年初の試みという「ボイスオーバー」上映会に朝から出かけてきました。

これは字幕についてこれない子どもたちのために、
声優さんたちがその場でスクリーンにシンクロして、
セリフをつけていく、という臨場感ある上映会です。

最初は「どんなもんかな?」と思っていたんですが、
けっこう違和感なく、しかも分かりやすく映画を楽しむことができました。

作品はイラクのアッパス・キアロスタミ監督の「友だちのうちはどこ?」。
あまりセリフが多くはない作品ではありますが、
90分間、楽しませていただきました。

声優さんたちは学生などを中心としたボランティアの人たち。
練習もたいへんだったと思いますし、
本番は暗いなからの読み合わせなのでそりゃあタイヘンだったと思います。

残念だったのは、当初の目的としていた子どもたちの観客が少なかったこと。
もっと小学校などに働きかけて招待するなどの試みも必要なのでは?
せっかくのトライだっただけに残念でした。

神に誓って

見て来ました!「神に誓って」。
早めに会場に行ったら、すでに開場されていて、ビックリ!
座れるかしらん、とあわてて中に入ったら、まだガラガラで安心しました。

開映前には福岡市の吉田市長も顔を現しました。
やはり「福岡観客賞」の映画だから見ておきたかったんでしょうね?。笑い

169分の大作。
しかし、長さを微塵も感じさせないドラマチックな展開でした。
パキスタンの問題やイスラムの女性の置かれた環境などは
BSドキュメンタリーなどでいくつか見てきましたが、
ドラマ仕立てで感情移入できる映画というものになると、
また違った説得力があるので驚きました。

ヒロインのメリー役のイーマーン・アリーと、
アメリカに音楽留学する従兄弟マンスール役のシャーンが
とっても良かった。良かったという表現は適切でないかも。
すごくリアルで、切なかった。
自分ではどうすることもできない状況に対して、
どう戦っていくか。どこまで戦うことができるのか。
戦うというのは、決して武力だけでないのだと痛感しました。
まず、心。
心が自分自身をちゃんと支えていないと戦えない。
でも、それも立場が違うだけで正しいものと正しくないものが
ガラリと変わってしまう地球上ではとても難しいもの…。
なんだかいろんなことを考えさせられる映画となりました。

この映画が、福岡観客賞を受賞したのは、意外な気もします。

エンターテインメントではない、社会派。
社会派の映画は多く上映されましたが、日本人には縁遠い
宗教が大きな題材になった人間の生き方のドラマが
受賞したのは、凄いことだと痛感した一日でした。

福岡観客賞

アジアフォーカス・福岡国際映画祭には、観客の投票によって決まる
「福岡観客賞」という賞があります。

参加招待作品の第1回目の上映後に、観客が「とてもよい」から
「私は好まない」まで5段階評価で投票し、
作品ごとに平均点を出して、一番平均点が高い作品に与えられる、というものです。

作品によって観客数が違っても平均点なら、総合的に選べる、という仕組みです。

私が前半に通った上映の中で観客が多かったのは、
「パボ」! エルガーラホールがほぼ満席びっくりでした。
(懐かしい友人とも何人も会いました)

「サイアム・スクエア」も前評判が高いだけあって多かったですね。
2日目の朝一上映のアン・ホイ監督の「生きていく日々」も多かった。

映画祭前半ですべての作品の1回目の上映が終わり、
いよいよ福岡観客賞が、9月17日に発表されました。

会場は、エルガーラホール。
この日、福岡に滞在していたゲストも会場にみんな顔を出しました。
その中で発見したゲストを何人かご紹介笑い
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まず、ひときわかわいかったのが、やはりタイのピーチくん。
監督とプロデューサーの方と3人、仲良く会場に登場しました。

残念ながら、観客賞受賞はなりませんでしたが、
これからも注目したい俳優さんですよね。

そして、福岡県出身の大森美香監督。
「ネコナデ」、よかったですよ?。
写真はあわてていたので、ちょっとボケちゃいました。
ごめんなさい困った
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この「ネコナデ」は、10月にソラリアシネマで
一般公開されるので、そちらでも楽しめます。
この映画、スタッフの平均年齢がなんと31歳!!という若い才能が
集まって作られたそうです。
映画の中に出てくるペット観察用ロボットは、福岡県の
テムザックという企業が作っているもの。
なんだかメイドイン福岡みたいで思わず笑顔になっちゃいました笑い




さて、タイトルにもつけた「福岡観客賞」の行方は??

パキスタン映画の「神に誓って」が選ばれました拍手
おめでとうございます!!
と、いいつつも実はまだ私、見てないんです。
いろいろと仕事やら忙しく。しくしく。
でも、20日(土)10:20?西鉄ホールでの上映を見る予定ですびっくり

監督は、テレビ界出身で初の長編映画製作となった、
ショエーブ・マンスール監督。
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この作品製作にあたっては資金面でたいへんな苦労があっただけでなく、
俳優たちが突然来なくなったり、アメリカでの撮影では俳優が
決まらなかったりと、本当に苦労の連続だったようです。

映画は、9.11以降、イスラム教徒、特にパキスタンの人々が陥った
困難な状況をつづる、169分の大作です。
果たしてどんな作品なのか…。
土曜日が楽しみだ???!!!



サイアム・スクエア カフェイベント

今年のアジアフォーカスの顔的作品が、この「サイアム・スクエア」。

2007年にタイ本国で大ヒットしたという青春映画です。

といっても、ただの青春映画じゃないところが凄いびっくり
少年同士の愛だったり、家族の中のやりどころのない愛情だったり、
家族や友人との付き合いに絶望していたり…。
複雑な感情が絡み合って、一本の織物をあんでいくような映画なのです。

上映に先立って、博多リバレインの地下にあるカフェで、
カフェトークが開催され、監督のチューキアット・サックウィーラケンさん
(タイの名前は長い困った
や、プロデューサーのスカンヤー・ウォンサターバットさん、
そして主演男優の一人、ピーチ君こと
ウィチャウィシット・ヒランヤウォンクン君が来場。
ファンを前に、映画のエピソードなどを語ってくれました
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なんと、このイベントにはお隣の国・韓国からも申し込みがあったとか!
凄い人気なんですね、ピーチ君。
(たぶん、彼のファンだったと思う。監督のファン?ではないよね笑い

間近に俳優さんや監督さんが登場して、
映画の裏話が聞けるのも映画祭ならでは。

映画の上映だけでなく、こんな小さなイベントもチェックしておくと、
本当に楽しいものです。
ちなみにイベントは参加無料!凄い拍手

アジアフォーカスお薦め作品集 その1

先週末から始まった「アジアフォーカス福岡国際映画祭」。
会場には各国からのゲストも集まり、国際映画祭ならではの
華やかな雰囲気も漂っていますハート

今年はまじめに会場へ足を運び、映画祭の雰囲気を感じて、
来年の告知の際にこの映画祭の楽しみ方を伝えたいと思って、
プレス申請をして、週末からけっこう精力的に足を運びました。

そうしてみると、おお、なんといい作品にあふれているんでしょ!
こりゃまたビックリびっくり
映画祭が終わる前にこれは伝えて、一人でも多くの人に見てほしい!!

そんな作品を3本、まずは紹介しましょう。

■生きていく日々■

今年、福岡アジア文化賞大賞を女性にして初の受賞を果たした
香港のアン・ホイ監督の最新作。

香港の下町っぽい団地に住む親子を主人公に、
いまの香港の人々の何気ない日常をほんわかと描いています。

人が病気になるわけでも、悪い人がいるわけでも、
だまされるわけでも、記憶喪失になったりするわけでもない。
普通の人たちが普通に暮らしているのが、
こんなに愛情あふれるドラマになるなんて、見終わって感嘆したくらい。
本当に何も起きない映画なのです。

主人公の息子チョン・ガーオンがいい。
ジャニーズ系の顔だちに、ちょっと朴訥とした雰囲気が
この映画にいいやわらかさを与えています。
実は俳優ではなく、映画スタッフが電車の中で発見して、
映画出演をすすめたらしいのですが、本人はあまり乗る気がしなかったらしく、
後日、アン・ホイ監督が自宅まで足を運び、説得。
母親が乗り気になって今回の映画出演となったそうです。
今後、映画出演してくれるのかな?。
なかなかいい感じなのですが。

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アジアフォーカス映画祭では観客も審査員になれる
「福岡観客賞」も実施しています。
各作品の初回上映時に、写真のような投票用紙を配布。
「とてもよかった」「よかった」「普通」「あまり好まない」「私は好まない」
という5段階の評価をして、毎年福岡観客賞を選出しているのだそうです。
果たして、今年はどの作品が選ばれるのか??


音符追伸
「生きていく日々」には、「とてもよかった」評価をしました。
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すっかりダレンフリークになってしまったフクオカリアン。DarrenTeaPartyが最近のお楽しみです~。福岡のダレンファンの方、ぜひご参加を~。

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